数学における体力とテクニックとは?

スポーツにおいて、大事な要素として体力とテクニックがあると思います。
チームスポーツにおいてはそれに加えてチームワークなども重要になってきますが、ここでは個人に関わる部分について考えます。

どんなスポーツでも、体力は最も基礎的な重要要素であると思います。サッカー、野球、バスケットボール、バレーボール、テニスなど、どんなスポーツでも、体力をつけるためのトレーニングはほぼ毎日欠かさずあると思います。

テクニックがあったとしても、体力がなければ、それ自体発揮できず、得点にも結び付きません。試合の最初は調子が良くても、体力がなければ後半一気に勢いがダウンし、負けてしまいます。

また、テクニック(技術)はテクニック(技術)で必要です。例えば、野球でいくら体力があったとしても、ボールをバットに当てる技術がなければ出塁できません。バスケットボールで、いくら体力があったとしても、ボールをリングに入れる技術がなければ得点できません。

それと同じことが数学でも言えます。数学でも体力とテクニック(技術)が必要なのです。

数学における体力とは何か?それは計算力です。
四則演算といって、足し算、引き算、掛け算、割り算の4種類があります。
この計算を正確に、そして速く実行できる力が計算力です。
問題の解き方が分かったところで、実際にそれを最後まで実行する力がなければ、答えにたどり着くことはできないのです。
解き方が分かったとしても、途中で計算力(体力)が十分ないために、途中でばててしまい、最後まで答えにたどり着けない(計算ミスしてしまう)ことが多いものです。それでは得点に結びつきません

数学におけるテクニック(技術)とは何か?
それは問題を見抜く力です。問題を見て、「この定理を使って、この解法をつかったら解けそうだ」のように、ゴールまでの見通しをつける力です。
いくら計算力(体力)があっても、解法が思い浮かばなければ(ゴールまでの見通しがつかなければ)進めず、立ち往生してしまいます。

計算力をつけるためには、毎日の地道な練習が必要です。簡単な問題から難しい(負荷の大きい)問題まで、継続的に幅広く取り組むことで、徐々に体力(計算力)がついていきます。体力は1日でつかないのと同じように、計算力も1日でつくものではありません。毎日の地道なトレーニングが必要なのです。

問題を見抜く力をつけるためには、問題に対して、じっくり深く考えることが必要となります。そして、何度も繰り返し、色々な解法を考えてみることが必要です。実際の試験を受けることでも鍛えられていきます。

このように、数学においては計算力(体力)と問題を見抜く力(テクニック)の両方がそろって、初めて得点に結びつくのです。

目次