数学の問題が解けない理由

数学の問題が解けない理由は様々です。例えば、
①問題に出てくる言葉の意味や定義を理解していなかった
②習っていない、または理解していない分野だった
③問題文の意味も分かり、分野も習っている分野だが、答えまでたどり着けない
④読み違いや計算ミス
などが挙げられます。

この中で一番重要なのは、
③の問題文の意味も分かり、既習分野だが、答えまでたどり着けない場合です。
なぜなら、そのような問題に出会ったときが、最も学習の力を伸ばすチャンスだからです。
このとき初めて、その問題を何とか解こうとするときに、学習の回路が開発されます。

自分で考えて答えにたどり着ければ一番良いですが、時間も限られているので、ある程度考えて分からなかったら回答を見ましょう。数学では、覚えておくべき事柄はそんなに多くありません。そこから色々なことを導けるのが数学の面白いところです。

一番良くないのは、問題を解くための最低限の分野の知識や理解があるにも関わらず、本番で解けないときです。おそらく、こういうパターンの問題を解く方法もあるけれど、それをやっていないから解けないのだと思ってしまうことです。

入試本番では、見たことがない問題が出ると思った方が良いでしょう。まして、入試独特の緊張感では、今まで解けたことのある問題ですら、その類題ですら、全く違う問題に見えるでしょう。その時に対応できるためには、以下の二点が重要です。

  1. 取り組んでいる問題集を自分なりに最後まで仕上げて、ある程度一通りやったという経験を持つこと。
  2. その上で、分からない問題や新しい問題に徹底的に取り組む経験を持つこと。

1がないと結局、「まだやっていないパターンがあるのでは?」と余計なことを考えてしまい、集中できなくなります。集中して問題に取り組めるようになるためには、考えられるようになるためには、一通り自分なりに終わらせることが必要なのです。

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